2026.03

冬の季節の”ボンヤリ脳”をリセット
認知症研究の第一人者が教える今日からできる「いきいき脳」の保ち方

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最近、もの忘れが増えた気がする──。そんな小さな不安を抱える方は、少なくありません。でも、大丈夫。脳は使い方しだいで、いくつになっても元気を保てます。認知症予防の第一人者・朝田隆先生が、今こそ知りたい脳を守るコツを解説。計算は一切なし、楽しみながら取り組める脳トレ問題を出題してくれました。

教えてくれたのは
朝田 隆 (あさだ・たかし)さん

認知症専門医。筑波大学名誉教授、メモリークリニックお茶の水院長。これまで40年以上、認知症の治療と予防、研究に関わり、2万人以上の認知症患者と接する第一人者。著書に『認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること』(アスコム)など多数。

脳トレの前にウォーミングアップ 今のあなたの認知機能がわかる手指の回転テスト

日常生活に大きな支障はないけれど、「最近ちょっとおかしいな」と感じるさまざまな警告サインを発する状態を軽度認知症(MCI:認知症グレーゾーン)といいます。
認知症になる前段階の状態です。
認知症というと、もの忘れなどの「記憶力」の衰えに意識が向きがちですが、その前に訪れる「意欲」の低下も大事な警告サイン。「面倒くさい」が口癖になり、家にひきこもってボーッとテレビを観るようになったら認知症グレーゾーンの疑いありです。
でも、心配は無用です。認知症グレーゾーンと診断されても、早期に対処すれば認知機能の低下を遅らせたり、健常な脳の状態に回復させたりすることもできるのです。
脳機能が回復する人の共通点は「好奇心が強い」ということ。
すでに知っていることを繰り返すのではなく、未知のことに挑戦する積極性が脳を活性化させます。
そこで次のページからは、みなさんの好奇心を引き出すユニークな脳トレクイズを紹介していきます。

次回から頭がスッキリ冴えてくる朝田式「脳トレ」問題を紹介します!